第13回「空を見上げて」IN東京 レポート
~気球に乗って被災地支援!~ |
 |
8月1日2日に江東区有明の東京臨海広域防災公園で東日本大震災復興支援熱気球イベント第13回「空を見上げて」IN東京を開催しました。 |
 |
参加気球はホンダの「New AISIMO」スルガ銀行の「Dream Direct号」佐賀市「佐賀錦」「AirB2」リアルな地球のバルーン「ワンダーグローブ号」の5機。
東京で「空を見上げて」を実施することで被災地の現状にもう一度関心を持っていただきたいという趣旨で、東京では3回目の開催になります。今年も「笑顔プロジェクト」をはじめ、震災の復興支援をしている4団体が出展、活動報告と東北の物産・グッズを買って被災地を応援しよう!と気仙沼の潮騒ダー(塩サイダー)をはじめ被災地支援の商品が並びました。また、今年は一般社団法人日本航空協会の共催ということで、パラグライダーの体験やよく飛ぶ模型飛行機作り教室なども開催され、夏休みの子供達はスカイスポーツに親しみを覚える事ができ、とても楽しいイベントになりました。 |
 |
|
 |
|
 |
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 |
 |
開催日は両日35℃という猛暑の中、大勢の方がふわりとした特別な熱気球体験をし、上空から最高の景色を眺めました。早朝から子供連れのゲストが列を作り体験搭乗開始の7:00には200名近くの長い列。真夏の日差しの中、今年も日傘の貸し出しが好評でした。 |
 |
気球に乗って上空約20mからは、お台場に立つビルや朝日に輝く海が見え、特別な体験を楽しんでいただけました。体験搭乗後は、子供スケッチ大会。真っ白な画用紙は、見る見る内にカラフルなバルーンでいっぱいになります。家族で空を見上げて無心に絵を描く子供たちも笑顔でいっぱいでした。プレゼントされたクレヨンを持ってニコニコ顔で完成した絵を見せに来てくれる子がたくさんいて、スタッフも思わず笑顔で写真をパチリ!2日間で気球に乗った方は537名。「東京で気球に乗れるとは思ってなかった!」「素晴らしい企画なので、これからもずっと続けてくださいね」などと励ましのコメントをいただきました。1日夜のバルーンイリュージョンは、あいにく午後から吹き始めた風が収まらず、やむなくバーナーバージョンになりましたが、バスケットのすぐ近くで見ることができ、特別にバーナーを焚かせてもらったり、大きな声で「バーナーズ・オン!」のかけ声をかけて会場が一体になって楽しめました。 |
 |
当日は、NHKや各新聞社をはじめ数々のメディアが東日本大震災の復興支援イベントであることを報道。会場で気球に乗る皆さんにも「空を見上げて」というイベントの趣旨をお話しして改めて被災地に目を向けていただく一助となったことと思います。 |
 |
|
 |
※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 |
 |
今年も猛暑の中、スカイスポーツに2日間延べ149名のボランティアスタッフの皆さん。第1回の大船渡から全活動に参加している人もいます。また佐賀市や日本航空協会をはじめ、協賛各社、並びに東北からの復興支援団体ブースの皆さん。早朝から、暑い中本当にお疲れさまでした。今後もこのイベントは継続していきたいと考えております。そして、今年以上にたくさんの方に体験搭乗を楽しんでいただき、親子で夏休みの思い出づくりと東日本大震災の支援が一度にできる体験イベントとして来年も開催したいと思います。 |
 |
尚、次回の「第15回 空を見上げて」は10月24日25日に宮城県亘理町で開催いたします。
復興は長丁場です。でも、被災された方たち、とりわけ子ども達の笑顔を見ると勇気づけられます。亘理町の皆さん今年も楽しみにしていてくださいね。 |