東日本大震災復興支援イベント
第18回「空を見上げて」IN大船渡 |
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東日本大震災から5年半の月日が経ちました。震災のあった夏に被災地で何かできないかと思い「被災者の皆さん、特に子供たちに元気と笑顔を!」を願って熱気球体験イベント「空を見上げて」を開催しました。その第1回は熱気球ホンダグランプリ第2戦が開催される長野県佐久市の友好都市岩手県大船渡市でした。
津波で甚大な被害を受けた大船渡市は、年々復興を遂げて東北の方々の力強さを見せてくださいます。
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9月3日、大船渡に到着してまず目についたのは「空を見上げて」IN大船渡の会場近くの湾内に、漁船とは違う大きなオレンジの船が停泊していたことです。26年ぶりに大船渡に寄港した南極観測船(砕氷艦)「しらせ」でした。一般公開有りということで、好奇心旺盛のバルーンボランティアの皆さんはすぐに行ってみましたが、台風10号の災害対応により中止になりました。またしても、大きな天災に見舞われた東北の皆さんに心より御見舞申し上げます。
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さて、会場に到着して夜間係留の準備を始めると隣の会場では赤崎復興市の準備が進んでいます。地元の祭り(復興イベント)の同時開催に思わず嬉しくなりました。
日が暮れて風も穏やかになり、オープニングイベント「バルーンイリュージョン」の始まりです。赤崎グラウンドには子供たちの5カウントダウンが響き、気球は美しく光輝きました。そして隣の復興市からは秋刀魚を焼く匂いが・・・
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ワクワクする熱気球の立ち上げ |
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穏やかな港を望む会場 |
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ANAシャインドリームからの景色 |
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グランド横の高台には新校舎建築中 |
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気球の立ち上げをする親子ボランティアの皆さん |
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親子ボランティア活躍中 |
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※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 |
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明けて4日朝、大船渡の朝は風も穏やかで、爽やかな青空がひろがっています。会場となった赤崎グラウンドは小学校だったそうです。しかし、津波の被害を受け校舎は解体。現在、すぐ横の高台に新校舎を建築中でした。そんな会場から眺めると対岸には新しく建築された大船渡魚市場が見えます。年々復興していく故郷を眺めるいい機会になったと思います。
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ASIMO、ANAシャインドリーム、友好都市佐久市の佐久の鯉太郎、そして震災に負けなかった名取市の気球 いろはの4機での体験搭乗。早朝から長い列を作って体験搭乗を心待ちにしていた方々は皆笑顔で空を見上げています。地元の親子ボランティアの皆さんも熱気球を立ち上げながらの熱気球教室に始まり、誘導やアンケート等の仕事に笑顔で臨んでくださいました。「空を見上げて」の親子ボランティアもすっかり定着し、気球に乗せてもらうだけではなく、復興支援イベントを一緒に盛り上げようという気持ちにあふれているようです。ご協力ありがとうございました。
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子供スケッチも人気です |
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夜空に映えるバルーンイリュージョン |
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熱気球に乗って上空から復興していく大船渡を見る市長 |
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南極観測船「しらせ」 |
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隣の会場では地元赤崎復興市を開催 |
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お疲れ様でした! |
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※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 |
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訪れるたびに復興が進む大船渡市。そんな活気あふれる故郷と大船渡港に停泊中の南極観測船 しらせを上空から見る特別な体験搭乗となり、 今年も子供たちの笑顔がいっぱいの賑やかな会場でした。当日、約280人の方が熱気球に乗って笑顔をみせてくれました。
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復興にはまだまだ時間がかかります。子供たちの笑顔のために今後もこの活動を続けて行きたいと思います。皆様のご支援・ご協力を宜しくお願いします。
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※第18回「空を見上げて」IN大船渡に協力してくれた方々
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佐久熱気球クラブ、京都フライトスタッフ、なとりバルーンクラブ、バルーンクラブU2、那珂川バルーンクラブ、みちのくバルーンクラブ、ハッスルバルーンチーム、ガッツバルーンチーム、チーム姫リンゴ、熱気球町田組栃木支部、大船渡市親子ボランティアの皆さん、大学生のボランティアの皆さんでした。
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※「空を見上げて」IN大船渡の当日の様子は以下のブログまたはFacebookページ(動画があります)でご覧になれます。 |
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尚、次回は第19回「空を見上げて」IN亘理(宮城県)10月1日2日開催予定です。
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