熱気球世界選手権とは
見どころは?
インターナショナル大会は茂木や佐賀でも毎年行なわれていますが、世界選手権言わばスカイスポーツのワールドカップ。やはり雰囲気が違います。各国の代表選手がトップオブザワールドを目指しての栃木の空で華麗なフライトテクニックを競い合います。離陸時の緊張感と華やかさ、上空では気ままな風を相手に巧みに気球を操り、そしてゴールではオンターゲットを狙う真剣なまなざしのパイロット達。今年栃木の空を制して世界一の栄冠に輝くのは誰でしょうか?
ウーベ・シュナイダー選手
ワールドホンダグランプリの常勝者
ウーベ・シュナイダー選手(独)
ワールドグランプリでも活躍のドイツチームは、現世界チャンピオンのマーカスピーパー選手やリーダーでヨーロッパチャンピオンのウーベ・シュナイダー選手を中心に7名が参加。チームで作戦を立て、統制の取れた攻撃で高得点をあげてきます。
また、毎年茂木で好成績をあげているアメリカチームは、ティーンエイジャーの時にアメリカチャンピオンに2度輝いた天才パイロット、ニックドナー選手をはじめ平均年齢が最も若く、7日間で朝夕30タスク(競技)以上が設定されることを考えると、体力的にも有利と思われます。
ニック・ドナー選手
ターゲットを狙う若きエースパイロット
ニック・ドナー選手(米)
しかし、なんといってもジャパンホンダグランプリで年間100タスク以上もこなし、年々スキルをあげてきている日本人チームは、精神力の強さと地元開催の利を生かしその活躍が期待されます。
一見「ふんわり」「のんびり」フライトしているように見える熱気球ですが、競技会ともなるとパイロットはじめチームクルーは必死です。自然相手、特に刻一刻と様子を変える「風」を読み、気球を操り、他のチームとの駆け引きも必要になるタスク飛行をどうこなしていくか?
知力・体力・気力が充実した選手とそのチームが表彰台にあがることになるでしょう。センターポールに日の丸を!期待が膨らみます。
ターゲットにアプローチをかける競技気球を見上げる観客 オンターゲットのマーカーを計測する競技委員
ターゲットにアプローチをかける
競技気球を見上げる観客
オンターゲットのマーカーを計測する競技委員
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