空の強者たちが王者の座をかけて佐賀
「2016熱気球ホンダグランプリ」最終戦
「2016佐賀熱気球世界選手権」レポート |
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10月28日から11月6日まで、佐賀県佐賀市の嘉瀬川河川敷特設会場で「2016佐賀熱気球世界選手権」が開催されました。前半の10月28日~30日は「2016熱気球ホンダグランプリ」の最終戦となっており、この大会で熱気球パイロットの世界チャンピオンと2016年ホンダグランプリの覇者が決まります。
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初日はあいにくの雨模様で、競技はオールキャンセル。選手は先日オープンした世界に3館しかない気球の博物館「バルーンミュージアム」でフライトシュミレーターを体験。夜はオープニングパレード「サガライトファンタジー」で佐賀市は一気に盛り上がりをみせました。
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明けて10/29。#1PDG #2FINで競技はスタート。フェスタバルーンや公式練習の世界選手権参加気球が次々に空に舞い上がりました。FINのゴールとなったメイン会場に最初に姿を見せた世界チャンピオン藤田選手やオン ターゲットを見せた水上選手、マシュー スケイフ選手等次々にアプローチをかける競技気球に会場は湧きました。競技終了後から風が強くなり、バルーンファンタジアと午後の競技はキャンセルになりました。
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※競技の解説はこちらをご覧ください▼
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アーチをくぐるとワクワクが待っています |
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オフィシャルバルーンから見たロンチサイト |
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朝焼けの中離陸を待つ会場 |
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真剣勝負前の片平選手 |
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離陸直前の上田祥和選手 |
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離陸前の作戦会議 藤田選手 |
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一番飛びする赤間選手 |
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ターゲットを目指し低空飛行 |
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ターゲット近くは空の渋滞 |
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ターゲット上にはマーカーの山! |
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バルーンファンタジアニ参加のミニバルーン |
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マシュー・スケイフ選手のオンターゲット |
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パンダ舞う佐賀平野 |
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ロンチサイト上空 |
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嘉瀬川向岸から見た離陸 |
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嘉瀬川に美しい機影 |
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観客すれすれに飛行する地元上田諭選手に惜しみない拍手が! |
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競技を見守るNew ASIMO |
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競技内容を手話で伝えるスタッフ |
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空いっぱいの夢気球に感動 |
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広くて気球に優しいロンチサイト |
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佐賀市上空は気球でいっぱい |
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佐藤将史選手のオンターゲット |
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上田諭選手 オンターゲット |
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水上選手のオンターゲット |
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連なるようにアプローチをかける競技気球 |
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朝日に向かって |
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会場では本物の気球に触れる熱気球教室 |
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夢いっぱいのバルーンファンタジア |
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パイオニア協力 ラ・モンゴルフィエノクチューン |
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会場の向岸からの夜間係留 |
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夜間係留にノリノリの参加者 |
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世界選手権競技委員長 レス・パーフィールド氏 |
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佐賀世界選手権の勝者達 |
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日本代表選手最高位の佐藤選手 |
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2016熱気球ホンダグランプリの上位チーム |
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熱気球ホンダグランプリ3位 |
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熱気球ホンダグランプリ2位 |
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熱気球ホンダグランプリ 優勝! |
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※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 |
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10/30 4月に渡良瀬バルーンレースで開幕した「2016熱気球ホンダグランプリ」もいよいよ最終フライトです。#3PDG #4JDG #5JDG #6JDG #7FON 5色のマーカーを持ち最後の勝負です。JDGのターゲット上空では熾烈な戦いが繰り広げられました。
最終戦佐賀の優勝はマシュー・スケイフ選手。2位水上孝雄選手3位佐藤将史選手でした。結果、やずやバルーンチームの藤田雄大選手の8連覇を阻み、今年グランプリの頂点に立ったのはTeam Scaife(豪) のマシュー・スケイフ選手でした。Team Scaifeは開幕戦の渡良瀬BRで2位、 第2戦の佐久BFには夫人のニコラ・スケイフ選手が出場し2位第3戦の鈴鹿BFでは3位、第4戦の一関・平泉BFでは優勝を果たしていました。
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10/31 「佐賀熱気球世界選手権」の競技開始です。この日からは、日本代表の7機を含め105機の気球が佐賀平野上空をステージに卓越されたフライトテクニックを競い合います。#1~3JDG #4FONでまずは各国の代表選手の腕をみせます。
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初日、トップに立ったのはFONの1000Pをはじめ900点代を揃えた、地元佐賀県の上田諭選手。藤田雄大選手は3位でした。このまま、日本代表の活躍を期待したいところでしたが、その日の午後翌日全ての競技がキャンセルとなりました。
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11/2 朝のタスクは#5PDG #6FIN #7JDG #8#9FON 競技再開に選手たちはハードなタスクに挑みます。#6FINのゴールとなった会場に次々に飛んでくる気球に観客は惜しみない拍手を送り「やった~!」の声があがりました。
この日、インターネット生中継チャンネルに「爆弾を設置した」との書き込みを確認し、その対応のために来場者などに退避して頂く等の迷惑がかかりました。会場が一体となりパニックにもならず粛々と大会は続行しましたが、念のために開催中はネットでの公式情報発信などは新たな発信をしない運用中止となりました。好評を頂いていたAirBのfacebookページ・ブログも同じく発信を控えました。(大会終了後にfacebookページにはダイジェスト動画をアップしております)今後決してこのようなことが起こらないよう願います。
午後の競技は強風のための中止になりました。
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11/3から最終日の6日までは、レス・パーフィルド競技委員長の真骨頂、世界選手権らしいハードな競技が朝夕実施されました。壮大なロマンと迫力ある競技の始まりを示すメインロンチサイトからの一斉離陸に誰もが空を見上げて手を振り声援を送ります。佐賀平野上空は世界選手権出場の105機に加え50機以上のフェスタ・オフィシャルバルーンが飛行。例年にも増して華やかに!ターゲット付近は近づく気球にワクワクし、迫力あるマーカー投下を誰もが息を飲み見守ります。オンターゲットには、自分の事のように喜び惜しみない拍手を送る。選手・スタッフ・観客が一体となり空の祭典を心いくまで堪能した世界選手権となりました。
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会場イベントも130万人以上の観客が十分満足するものでした。動物やキャラクターなどを模ったシェイプトバルーンの係留、バルーンファンタジア、熱気球教室、5日には53機での賑やかな夜間係留ラ・モンゴルフィエノクチューン6日は強風のためバーナーバージョンでしたが、選手たちはバーナーの炎の下、まるでフェアウェルパーティーのように、観客への感謝を込めた溢れんばかりの笑顔で手を振って別れを惜しんでいるようでした。会場は一体になりました。大会期間中、会場外でも市民の皆さんの応援がひときわ目立ち10日間に及ぶ空の祭典は幕をおろしました。
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7日間で31のタスクを競った結果、佐賀熱気球世界選手権のチャンピオンはUSAのレット・ハートシル選手元世界チャンピオンのお馴染みジョー・ハートシル選手の息子さんで、今回も親子で世界選手権に挑みました。親子2代で世界チャンピオンの栄冠に輝きました。2位はリトアニアの リマス・コスティウスケヴィチウス選手、 3位はスイスの シュテファン・ツェベリ選手でした。尚、日本代表選手は最高位が8位の佐藤将史選手。藤田雄大選手が11位、上田諭選手は13位という好成績をあげました。
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■2016熱気球ホンダグランプリ |
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1位 |
Team Scaife |
197P |
2位 |
Yazuya Balloon Team |
187P |
3位 |
気球屋RACING TEAM |
165P |
4位 |
アイリスオーヤマ風翔軍&エアリバ |
148P |
5位 |
B.T.Ze’phyr |
142P |
6位 |
翔草 |
124P |
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※2016佐賀熱気球世界選手権リザルトはこちらをご覧ください▼
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※大会中の速報並びに写真はブログとFacebookページにアップロードしてあります |
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2016熱気球ホンダグランプリ 各大会のリザルト
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渡良瀬 佐久 鈴鹿 一関・平泉
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